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開発者ブログ

2019-02-05

子供とシロアリ対策、何を選んであげられますか?

【目次】

・子供と大人の違い、子供の目線で考える。

・シロアリ対策で使用されているもの。

・子供たちに何を選んであげられますか?子供たちを健康に長崎の『 T保育園』の想い。

・子供たちを守る『アンダープロテクト』

 

子供と大人の違い、子供の目線で考える。

最近は、子供から大人まで幅広い年代層で室内の化学物質によるシックハウス症やアレルギー症が大きな社会問題となり、建物を建てる際、建材や資材にできる限り人や環境にやさしい素材を選んでいるはずですが・・・、この素材を選ぶ基準は?果たして誰を基準に選んでいるのでしょか?

 

子供と大人では体の大きさも違えば、抵抗力も異なります。例えば、呼吸量にしても、子供と大人では、体重1㎏あたりの呼吸量は、2倍ほど子供の方が多いとされています。

 

▲子供たちの呼吸量。なんと、おとなの約2倍!その影響も2倍?

 

目には見えませんが、もし、室内の空気に健康を害する化学物質が含まれていたならば・・・子供は呼吸にて大人より2倍近くのその化学物質を体に取り込んでいることになります。子供たちが室内の環境から受ける様々な影響は、大人たちよりも敏感です。

 

▲知らない間に、子供たちは苦しんでいるのかもしれません。

 

また、日常生活の中で呼吸をする口の高さを考えた場合、大人が椅子に座った時の口の高さは約120cm、身長100cmの子供が床に座った時の口の高さは約60cm、赤ちゃんなら約30cmです。仮に、床材に化学物質を発生させる接着剤が使われていたとすると、同じ室内でも、床からの高さによって接着剤の化学物質の濃度は異なるはずです。床面に近ければ近いほど、化学物質の濃度は一番高く、その近くで呼吸をしている子供たちは・・・。

もう少し、子供たちの健康について子供の目線で考える必要があるのではないでしょうか?

 

▲子供の目線で考える。大人とは違う子供たちが呼吸する顔の位置。

 

シロアリ対策で使用されているもの。

さて、ここで質問です。皆さんは、床下のシロアリ対策として防蟻剤にどのようなものを使用されていますか?

大切な住宅がシロアリの被害に遭わないようにするため、その対策として、一般的には、床下の土台や柱などの木材に薬剤処理をすることがほとんどです。

薬剤処理材には、シロアリに対する効果によって、以下の3種類の薬効成分の内いずれかの成分が含まれているようです。

①有効薬剤で処理を行った部位をシロアリが食べることによってシロアリを死滅させる食毒タイプの処理材

②有効薬剤をシロアリの体表面に付着させることでシロアリを死滅させる接触毒タイプの処理材

③有効薬剤がガス状になり、シロアリの呼吸器より体内に入り、シロアリを死滅させる呼吸毒タイプの処理材

その有効薬剤は、ピレスロイド系、ネオニコチノイド系、カーバメイト系など・・・聞きなれないたくさんの成分でいっぱいです。

確かに、これら処理材も、ヒトや環境への安全性は確認されているものの・・・

自分の家の床板一枚、壁板一枚向こうは・・・、それら薬剤処理材で処理された木材で囲まれて生活するのはあまり気持ちがいいものではありませんね?

 

▲シロアリ防蟻剤って、ほんとに大丈夫なの?

 

子供たちに何を選んであげられますか?子供たちを健康に・・・長崎の『T保育園』の想い。

そして、防蟻剤一つにしても子供たちのことを考えると、より安全な室内環境づくりは大人たちの使命であり、約束ではないでしょうか。

 

▲子供たちのために、何を選んであげられますか?

 

そんな中、平成30年1月長崎市にある『T保育園』の移転新築工事で、子供たちの健康のためにと、園長先生の想いで、当社の床下防蟻・防腐用木炭塗料『アンダープロテクト』が採用されました。

床下防蟻・防腐用木炭塗料『アンダープロテクト』は、従来のシロアリ対策材のように薬剤成分を含まず、自然系のシロアリ対策材を配合した、人や環境に配慮した新しい形の防蟻防腐材です。

 

『アンダープロテクト』については詳しくはこちらから>>

室内の環境影響に敏感な0歳児から就学前の子供たちを引き受ける施設で『健康で過ごせる空間づくりを・・・』という理念をもつ『T保育園』には、防蟻材に薬剤処理ではなく、『アンダープロテクト』はうってつけの製品だったようです。

 

▲子供たちのため、防蟻防腐剤として、薬剤ではなく『アンダープロテクト』が採用されました。

 

また、『アンダープロテクト』は、自然系の材料でありながら、シロアリに対する優れた効果と高い安全性が公的機関で証明されている材料で、『安全な材料を選ぶのは当たり前、この材料なら子供たちの健康のためになる‼』との園長先生の熱い思いにも応えられる製品であったことが採用のポイントとなりました。

 

▲コンクリート全面に塗布することで地下からのシロアリの侵入を防ぎます。公的機関でシロアリを防ぐ性能は折り紙つき。

 

▲木部もシロアリ被害に遭わないようにしっかりと『アンダープロテクト』を塗装します。

 

▲床面も木部も『アンダープロテクト』で、子供たちの健康を守りつつ、建物もしっかりと守ります。

 

 

子供たちを守『アンダープロテクト』

ここ最近、こども園、保育園の新築・改築を見ていると、県産木材の活用の影響もあるのでしょうか、木造構造の建物を多く見かけます。また、ほとんどの施設には、基礎断熱工法や床暖房など床を温める仕様が採用され、更に、断熱材や窓などの建築建材の進化で可能になった高気密・高断熱の室内は、従来の室内より気密性が格段に高くなっています。そのような住宅仕様の変化もあり、より安全な室内環境づくりをめざすオーナー様、設計会社様から、安全な防蟻対策、シックハウス対策として当社製品のお問い合わせが増えてきています。

それに伴い、特に子供たちの健康を考えた案件への採用案件も増えてきていますので、子供たちの為にも、こども園や保育園の新築・改築の際には『アンダープロテクト』を検討してみてはいかがでしょうか?

 

『アンダープロテクト』についてはコチラから>>

 

『アンダープロテクト』のお問い合わせはコチラから>>